3月4日「マンション大規模修繕における談合疑い」の報道について
3月4日、複数の報道機関におきまして、関東地方のマンション大規模修繕工事に関連する談合疑惑が取り沙汰されており、今後、設計監理会社側の関与も含めて実態を調べる方針という旨の報道がありました。これに伴い、弊社に関しましても類似の疑念を抱かれる可能性があると懸念されることから、ここに弊社の立場を公表させて頂きます。
弊社、株式会社フェアパートは、設立以来、透明性、公正性、そしてお客様の利益を最優先に考え、業務に取り組んでまいりました。弊社の使命は、マンション管理組合様や居住者の皆様が安心して暮らせる住環境を維持・向上させるため、専門的な知識と経験を活かし、最適な修繕計画の立案と実行をサポートすることでございます。今回報道されております談合疑惑に関しまして、弊社では一切関与しておらず、そのような不正行為とは無縁であることをここに明言いたします。弊社は、法令遵守を経営の根幹と位置づけ、発注者の利益を最優先としたコンサルティング業務を行っております。大規模修繕工事における業者選定に際しても、公正かつ透明性のある手続きを徹底し、発注者に対して適正な判断材料を提供することを常に心掛けております。
弊社では談合防止のため、以下の取り組みを実施しております。
1.コンプライアンスの徹底
・全社員に対し、定期的な法令遵守に関する研修を実施し、不正行為の未然防止に努めております。
・発注者および施工業者との適切な関係を保持し、特定の業者に対する不当な便宜供与がないよう厳格に管理しています。
2.入札・見積評価の透明性の確保
・公募型または指名競争入札を採用し、見積書の提出期限や開札の手続きを厳格に管理することにより、公正な競争環境と透明性の高い選定プロセスを確保しています。
・業務プロセスや取引内容における透明性を確保し、お客様に対して詳細かつ正確な情報提供を行っており、適切に判断できる仕組みを整えています。
3.第三者機関との連携
・必要に応じて外部の専門家や第三者機関と連携し、客観的な視点からの評価や監査を受け入れております。
・発注者にも適正な業者選定プロセスを理解していただけるよう、説明会や相談対応を実施しています。
弊社は、これらの取り組みを通じて、お客様からの信頼を築き、維持することを最重要課題と考えております。今後とも、法令遵守と高い倫理観を持って業務に邁進してまいる所存でございます。
皆様におかれましては、何卒ご理解と変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和7年3月7日
株式会社フェアパート
代表取締役 泉 和久